こんな油断をすると、スムーズに落とされます(笑)
そもそもテストセンターとは何なんでしょうか？適性検査との違いは何でしょうか？
企業によって採用の形式が異なったりしますので、試験の目的、傾向と対策をしっかり学んでおきましょう！
目次
内定までの流れ 内定までの大まかな流れは下記のとおりです。 ⑴ 自己分析（就活軸作り） ⑵ 業界・企業研究 ⑶ 自己PR・志望動機の作成 ⑷ テストセンター対策 ⑸ 面接対策 ⑹ 内定 本記事では⑷テストセンター対策について解説いたします。 ⑴自己分析（就活軸作り）⑵業界企業研究⑶自己PR・志望動機の作成がまだ済んでいない方はこちらをチェック！
よく聞くテストセンターとは？適性検査と何が違うの？
こんなことを思う方もいらっしゃるのではないでしょうか、、僕も勉強するはめっちゃ嫌でした。というか人生がかかっている就活で苦手意識のある勉強は避けたかったですね。
しかし、そんな思いとは裏腹に、大体の企業は試験を避けて通れません。
そもそもテストセンターとはなんでしょうか。
テストセンターとは適性検査のことであり、リクルートの『SPI3』をエントリー企業の用意した会場ではなくテストセンターに行きそこで受検する方法です。
上記の説明でお分かりの方もいるかと思いますが、テストセンターとはあくまで適性検査の種類の一つの「SPI3」を受ける方法であり、適性検査の種類は様々あります。また、企業ごと異なるため、あなたが受験する企業がなんの試験を行うのか知っておく必要があります。
では適性検査にはそれぞれどんな種類があるのか、見ていきましょう！
適性検査の種類
適性検査は会社側で独自に作成される場合がありますが、大体の企業が採用しているwebテストの形式をご紹介いたします。
今回ご紹介するwebテストの種類は下記のとおりです。
- SPI（エスピーアイ）
- 玉手箱
- GAB（ギャブ）
- CAB（キャブ）
- IMAGES（イメジス）
- TG-WEB
- 内田クレペリン
では早速それぞれ説明致します！
SPI（エスピーアイ）
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ社が提供している、有名なwebテストです。
SPIは3種類あり、
SPI-U：大学新卒向け
SPI-G：中途採用向け
SPI-H：高卒向け
上記のとおりですので、新卒の場合はSPI-Uになります。
テスト内容は「基礎能力検査」と「性格検査」に分かれており、「基礎能力検査」は下記のとおりです。
- 言語（国語）・非言語（数学や算数） 約35分
- 性格検査 約30分
企業によっては上記項目に追加で「ENG（イング）」という英語専門のテストを行う企業もあります。
「ENG（イング）」はリスニングは無く、実施時間30分40問のテストで、語彙力・文法・長文読解などが出題されます。
また、実施方法による違いも下記のとおりあります。
- テストセンター型：リクルートが運営する各地の専用会場で受験する方法
- マークシート型：エントリーした企業が用意する会場で受験する方法
- WEBテスティングサービス：応募者の自宅（PC）で受験する方法
企業側が状況に合わせて対象のテスト内容や実施方法の組み合わせを選ぶため、それぞれの違いを把握し理解することが重要です。
なお、「SPI」は結果の使い回しが可能のため、良い点数が取れた自信があれば時間短縮のためにも使いまわすのも良いでしょう。ただし、得点は受験者には通知されず、企業によって合格ラインは異なるため注意が必要です。
玉手箱（C-GAB形式）
日本エス・エイチ・エル（SHL社）のWebテストで、金融やコンサルの採用率高いテストです。
内容と所要時間は下記のとおりです。
【計数理解】
- 四則演算 9分
- 図表の読み取り 15分
- 表の空欄推測 20分
【言語理解】
- 論理的読解（GAB形式）の言語 15分
- 趣旨判定（IMAGES形）の言語 10分
- 趣旨把握 12分
【英語理解】
- 論理的読解（GAB形式）の英語 10分
- 長文読解（IMAGES形式）の英語 10分
性格テスト（性格・意欲を測るテスト）
また、SPI同様に、実施方法による違いも下記のとおりあります。
- テストセンター型（C-GAB形式とも言う）：テストセンターで受験する方法
- WEBテスティングサービス：応募者の自宅（PC）で受験する方法
1問にかけられる時間が短いため、回答速度と正確さが必要です。
特にテストセンター型（C-GAB形式）の場合は電卓が使えないため、満点狙いではなく解ける問題を確実に解き、捨て問題は捨てる見極めが必要です。
GAB（ギャブ）
玉手箱同様、日本エス・エイチ・エル（SHL社）が販売しているテストで、金融やコンサルに採用が多いです。
内容と所要時間は下記のとおりです。
- 計数（複数の図表に関する計算問題） 35分
- 言語（論理的読解） 25分
- 性格テスト 30分
実施方法による違いも下記のとおりあります。
- GAB（筆記）：マークシート方式で、企業などが用意した会場に足を運んで受験するタイプの試験
- WebGAB：自宅のパソコンなどを利用してWeb上で受けるタイプの試験
- C-GAB：全国300カ所以上あるテストセンターに行き、設置されているパソコンを使って受験するのが「C-GAB」です。
なお、「GAB Compact」という制限時間が短くなったGAB形式の試験もあります。
CAB（キャブ）
玉手箱、GAB同様の日本エス・エイチ・エル（SHL社）の試験で、SEやプログラマーといったコンピューター職向けの適性テストです。
内容と所要時間は受験方式によって下記のとおり異なります。
【CAB】ペーパー式の試験で、企業などが用意した会場に足を運んで受験するタイプの試験
- 法則性 12分
- 命令表 15分
- 暗号 16分
- 暗算 10分 （※）暗算はIMAGES形式と同様
【Web-CAB】自宅や大学などのパソコン設備のある場所で受けるタイプの試験。
- 四則演算 9分
- 法則性 12分
- 命令表 15分
- 暗号 16分
暗号系の問題でSEやプログラマーの適性を図るほか、バイタリティやストレス耐性といった面も図るために用いられます。
IMAGES（イメジス）
日本エス・エイチ・エル（SHL社）のテストで、時間が短くなって英語が追加されたGABの簡易版です。
内容と所要時間は下記のとおりです。
-
- 計数（暗算） 10分
- 言語（趣旨判定） 10分
- 英語 10分
- 性格テスト 30分
IMAGESは原則筆記形式となります。
TG-WEB
ヒューマネージ社が提供しているWEBテストです。
他のテストよりも思考力が問われる難しい問題が出ると言われており、テストへの準備をしっかりしているか図られます。
内容は下記のとおりで、計算と言語はパターンがそれぞれ二つあります。
- 計算 18分（パターン①→暗号、展開図、パターン②→方程式、図表）
- 言語 12分（パターン①→空欄補充、並べ替え、長文読解（専門的、抽象的なもの）、パターン②→同義語、対義語、ことわざ）
- 英語 15分（高難易度の長文読解）
- 性格テスト
形式としてはテストセンターもありますが、自分のPCで受けるパターンが多いようです。
内田クレペリン
日本・精神技術研究所が販売しているテストで、単純作業能力を調べるテストです。
出題内容は、テスト用紙の縦横に数字の列がすらっと記入されており、左右の数字をひたすら足し算していくテストになります。
主にJR等で採用されており、企業で受ける試験となります。
上記以外に「SCOA」「TAP」「TAL」「CUBIC」等々ございますが、出題される企業が限られますので、エントリー企業のテスト形式を調べた上で対策を行いましょう！
おすすめ教材・おすすめサイト
参考書での筆記試験対策なら「これが本当の」シリーズが本当にお勧めです。
新しい教材を何冊も買うのではなく、購入した本を何周もしましょう。
【webテスト体験してみたい方】
「webテストの経験を早めにしておきたい！」という方はリクルート系の企業へエントリーをしましょう！
リクルート系企業はエントリーした段階で、書類選考よりも先にwebテスト受験ができます。
就職する予定がない方でもエントリーだけして、webテストの練習をしましょう！
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しっかり対策をして、試験突破しましょう！
